鳶職人って40代、50代になっても活躍できるの?
鳶職人として働くのは若い年代だけ、と思いがちですが、実は40代や50代になっても活躍の場はたくさんあります。
特に、炎天下の作業に自信がなくなってきたとしても、心配ご無用。
経験を積んだ鳶職人には「施工管理者」や「現場監督」といった管理職の道が開けてきます。
まず、40代や50代の鳶職人は若手にはない豊富な経験と知識が大きな武器です。
現場で培ったノウハウは一朝一夕では学べないもの。
そんな経験は現場で非常に重宝され、若手の指導や技術の伝承といった役割を担うことが求められます。
実際、若手の成長を見守りつつ、彼らのサポートをすることでチーム全体のレベルアップに貢献する姿はカッコイイですし、頼りにされる存在になるとモチベーションも上がります。
そして、将来的には「施工管理者」や「現場監督」を目指すのは大いにアリです。
施工管理者は、プロジェクト全体の進行を管理する役割です。
具体的には、スケジュール管理や人員の配置、安全管理など、多岐にわたる業務をこなします。
現場での細かい作業よりもマネージメント業務がメインになるので、体力的な負担は軽減されます。
その代わり、責任も増えますが、その分充実感も大きくなります。
現場監督も同様に、現場のリーダーとして全体を監視し、効率的に作業が進むように調整を行います。
これまでの現場経験をフルに活かし、工事がスムーズに進行するようサポートします。現場監督としての役割はまさに「現場の司令塔」とも言える存在で、やりがいがたっぷりです。